2009-01-01から1年間の記事一覧

続いて、サンドラ・シスネロスに着手した。シカゴが舞台。

Mendoza, Eduardo. El asombroso viaje de Pomponio Flato

アマゾン様何でも売っていらっしゃるな。 2008年3月発行、わたしが買った版の帯には第15版、25万部の売り上げ、と言う文句が踊る。よく売れているらしい。 友人に貸してしまって本がないが、適当にあらすじを。 紀元一世紀、特別な効果のある水を求める旅を…

クラス分けテストの出来がひどかった。テストで久しぶりに前のセメスターの同級生に会ったら格段にドイツ語力がアップしていた。もう少し気合いを入れないかん。 先週火曜日から土曜日までスペインを旅行して頭の中はスペイン語のままだったのもよくなかった…

スペインの女性作家の短編集をひとまず二冊読んだ。日本の女性作家の作品(角田光代とか山本文緒を想定)と通じるものもあるけど、通じるだけに別にあえて読まんでもいいかなあという気もした。遠い国の人が離婚問題や四十代独身としての生き方に悩んでいる…

Montero, Rosa. Amantes y enemigos: cuentos de parejas

救われない気分になる訳じゃなくて、思わず苦笑い、といった感じの話が多い。軽いあきらめと共に、人生はそんなに悪いものじゃないと最後には言ってくれる。あるいは、人生はそんなにドラマチックじゃない、と幻滅させる。傾向は似ているが、En mi soledad e…

Haruki Murakami

また性懲りもなく村上春樹を読んでいる。今度は「国境の南、太陽の西」のドイツ語版(「危険な恋人たち」というタイトルになっている…)。日本語、スペイン語に続いて三度目の読書なわけだけど、前回(その1、その2)とはちょっと違う感想を抱いている。世代…

Surcos

1951年のスペイン映画。子だくさんぶりがすごい。とにかく人の数が半端ではない。前半はそればかりに圧倒された。 カスティーリャ・イ・レオンのどこかの村(レオンって言ってたかな?電車はサラマンカ発、バジャドリード経由だった)からやって来た5人家族…

会話のコツ

スペイン語をしゃべるときに気を付けることをメモ。 発音編 語頭のr及び語中のrrの巻き舌に神経質にならなくても通じる。 ただし、lはしつこいくらいに舌を歯の裏につけた方がよい。自分の録音したのを聞くとlの音がねちっこいというか大げさすぎるので何ら…

パンを引き続き焼いている。こちらの小麦粉は日本の小麦粉よりもグルテンが少ないそうで、日本のレシピに従うと膨らまない、ぱさぱさのパンが焼き上がる。グルテンを加えて焼くとよいそうなんである。近所のスーパーに売っているのかどうか分からないが、と…

最近久しぶりにあるブログを読んだら、家族が増えていた。前に読んだときは確か結婚したばかりか一人目が生まれたばかりかだったのだけども。実際に会ったことがない人の生活の変化を追っているのは妙な気分。

カタルーニャ語

ドイツで仲良くなったスペイン人たちがカタルーニャの人で、カタルーニャ語には前から興味があったし、せっかくだから学んでみよう、と冗談半分で始めてみたらそのうちの一人がいたく感激して頼んだカタルーニャ語の本はプレゼントにしてくれたし、最近は一…

ハモン・ハモン

現在、市内の映画館でペネロペ特集を開催中で、有名なこの作品もかかるということで見てきた。 見終わったあとこの映画について全く語る気が起こらないという不思議な映画。B級ならB級で、あのシーンはひどいとか、あの俳優は大根だとか、いろいろと話したく…

オープン・ユア・アイズ

三回目くらいの鑑賞。八年か九年前に一度下宿で見た。その後、どこで見たか分からないけど、スペイン語をまともに勉強しだしてから見た。だからよくあらすじは追えたけど、初めて見たような新鮮さもあったな。 以下、ネタばれします。この映画はネタばれした…

エレジー

http://elegy-movie.jp/index.html http://www.imdb.com/title/tt0974554/

三島憲一『現代ドイツ−統一後の知的軌跡』

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岡野昌雄『イエスはなぜわがままなのか』

イエスはなぜわがままなのか (アスキー新書 67)作者: 岡野昌雄出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/06/10メディア: 新書購入: 5人 クリック: 28回この商品を含むブログ (16件) を見る

タッチ・オブ・スパイス DTSスペシャル・エディション [DVD]出版社/メーカー: フルメディア発売日: 2005/09/16メディア: DVD クリック: 5回この商品を含むブログ (35件) を見る

ドイツ語とか

やっとドイツ語が上達してきた。(同レベルの)外人同士ならまあまあ会話も楽しめるようになった。最初の二三ヶ月は苦行でしかなかった。理由、目的、時間の前後関係、逆説などの副文を使わずして会話するのはわたしには無理だ。あと、○○するのは難しい、○○…

Ich habe Sie nicht verstanden!

Del rosa al amarillo

http://www.imdb.com/title/tt0056981/ http://www.imdb.com/title/tt0079007/ あとで。 メモ: 夏休み子供軍事キャンプ 80年代初頭に文盲の若者に会ったというエピソード 女子ヒエラルキー(MargaritaとRatona)。mensajeraとしての役割が日本にあるかはと…

Das Schloss im Himmel

「天空の城ラピュタ」のドイツ語版。「人がゴミのようだ!」「目が!目がああああああ!」などの台詞の数々がドイツ語でどう表現されているか、というのが知りたくて。しかし、わたしの現在のドイツ語力ではきちんと聞き取るのが難しかった。人は土から離れ…

ユリシーズの瞳

友人たちを呼んでいっしょに見た。言葉がちゃんと理解できない(オリジナル英語+ギリシャ語、字幕スペイン語)ので不安だったが、内容が複雑すぎて難しかったので、言葉の問題は結局たいした問題ではなかった。 タイトル通り、ホメロス「オデュッセイア」を…

004 坂井栄八郎『ドイツ史10講』

高校の世界史の教科書が頭に入っていれば、すんなり理解できるわかりやすさ。一つ一つの事件の細かい解説よりも、その文脈、その後の影響を説明する方に重点が置かれているので、何も知らない状態ではちょっとわかりにくい(この本のせいではない)。通史は…

003 Cueto, Alonso. La hora azul

ペルーの小説。 アドリアンは成功した中年の弁護士である。全てにおいて完璧な妻、かわいい二人の娘、裕福な義理の両親に囲まれて、リマの高級住宅街で豊かな生活を享受している。問題があるとすれば、下品な兄と、粗暴なふしのある元軍人の父親だけであるが…

善き人のためのソナタ

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ドイツ語は辞書があれば読めるようになったけど、聞き取りができない。名詞の性をちゃんと把握していないこと、Nebensatzだと動詞が最後にやってくるのに未だ慣れないこと、分離動詞が理解できないこと、が主な原因だと思われる。ドイツ語は動詞や名詞の数が…

調子が悪くて語学学校を休んだ。今日は教育実習の実験台みたいな日だったので、申し訳ないがまあいいか、と思って…。

ラムレーズンヨーグルトアイスクリーム

まだできていない。チョコレートケーキに添える生クリームがたくさん余ったので、それで作る。まず、レーズンの砂糖シロップ煮を作り、外にしばらく放置してからラム酒を注いだものを作る。ラム酒と砂糖を加えた生クリームを六分立てにして、そこにさっきの…

寒すぎる。家の外に出たら廊下が凍っていて、滑って転びそうになった。川もついに凍った(一昨日も凍っていたらしいが)。昨夜の温度はなんとマイナス18度だそうである。今までで最悪の冬を経験している。室内が暖かいのでなんとか生きのびている。 パン屋で…

林檎と洋梨のカッテージクラストパイ

上から 横から 作ったのは昨日。シンプルながら爽やかにおいしく、ぜひ違う果物でも試してみたい。