2009-01-01から1年間の記事一覧

つぶやきってこともないけど

ついったーで書いていると長文を書けなくなる。書く気もなくなる。 ここに何を書いたらいいのかわからないけど、ネット上に何か書いてるってのはもう十年くらいやってるから、やらないと落ち着かない。 ネットでゆるくつながっている人、メールのやり取りを…

レボリューション6

何でこんな邦題になったのだろうか?原題は、Was tun, wenn's brennt? (燃えたらどうする?といったところか?)なのに。主人公たちのグループの名前とも何の関係もない。 80年代後半、壁崩壊前の西ベルリン。アパートに集団生活し、政治活動に日々邁進する…

日本語好きの韓国人のクラスメートとよく話すようになった。日本語に真剣に興味がある外国人と知り合うのは思ったよりも嬉しいことであることが分かった*1。興味の対象がアニメとかでないのも大きいのだが…。韓国人故に、「日本=アニメ、ロボット、寿司、夢…

ドイツに来てからできた友人はほとんどスペイン語と何らかの縁がある人ばかりだ。それか東アジアの人。全く知らない文化圏の人と仲良くするのはかなりエネルギーが要るし難しい。

語学学校のクラス、感じの悪い人、意味不明な発言を繰り返す人、目立ちたがる人の相乗効果でかつてない雰囲気の悪さに!学生のうち、わたしともう二人は試験に落ちても受かっても人生に影響のない人だし、外部からやって来た人が半数を占めている。前のセメ…

箇条書き風に。

スペイン語力が落ちている。 ドイツ語はやる気。クラスメートの雰囲気が殺伐としているのがいただけないが、多文化ってこういうやるせなさを感じることなのかもきっと…。 発音が悪いのを何とかしたい。 祖母が先日亡くなった。いわゆるスピリチュアルは毛嫌…

Latino/Chicano/-American/

ワインを飲み過ぎて寝れなくなった。 「何とか系アメリカ人」の作家の作品、特に中南米が出自の作家はちゃんと読みたいと思っている。しかし何冊か読んでみたところあまりおもしろくない。興味深いのだけど、私小説っぽいのばかりであるような気がする。貧し…

Díaz, Junot. Drown

ぶつ切れの単文が続くので読みやすいように見えるが、文法破格が著しいので文意を取りにくい。口語体の小説は外人には厳しいと思う。俗語もかなり多い。 著者はドミニカから九歳六歳の時にアメリカに移住している。エンピツも満足に買えなかったドミニカ時代…

宇田川一美『手づくり文房具』

日本で買ってきた。外国のちょっとしたものをおしゃれにリフォーム、という感じの作品が多く、要らなくなった箱で何か役立つものを作る(すてきな奥さんとかの)ののおしゃれ版という感じ。ブックトートと、手ぬぐいフデバコと、封筒でギフトバッグを作るの…

ドイツに帰国。豚インフルの検査はドイツ入国時全くなく、マスク着用は日本人だけ。日本の大騒ぎと対照的。 日本では入院中の祖母を見舞った。家族が遊びに来ないとここ数年嘆き続けていたが、死を目前にしてたくさんの友人親戚に毎日囲まれている。介護の人…

相原茂『はじめての中国語』

アジアの言語を一つも知らないので、基礎知識くらい仕入れたいと買った。アマゾンで高評価だったため。 新書一冊に入るだけの、必要な情報を詰め込んだ良書。最終章には中国旅行で使える旅行会話まで載っている親切さだが、音声資料がないのだけが残念。付録…

深町秋生『東京デッドクルージング』

東京デッドクルージング このミス大賞シリーズ (『このミス』大賞シリーズ)作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/08/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 186回この商品を含むブログ (47件) を見る

鈴木孝夫『日本語は国際語になりうるか―対外言語戦略論 (講談社学術文庫)』

日本語は国際語になりうるか―対外言語戦略論 (講談社学術文庫)作者: 鈴木孝夫出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/07メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る

阿満利麿『日本人はなぜ無宗教なのか』

日本人はなぜ無宗教なのか (ちくま新書)作者: 阿満利麿出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/10/01メディア: 新書購入: 8人 クリック: 174回この商品を含むブログ (43件) を見る

深町秋生『果てしなき渇き』

果てしなき渇き (宝島社文庫)作者: 深町秋生出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/06/01メディア: 文庫 クリック: 45回この商品を含むブログ (97件) を見る

宮本輝『葡萄と郷愁』

葡萄と郷愁 (角川文庫)作者: 宮本輝出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1990/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る

小塩節『ドイツ語とドイツ人気質』

ドイツ語とドイツ人気質 (講談社学術文庫)作者: 小塩節出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/04/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (9件) を見る

Javier Marías. Corazón tan blanco

Corazon tan blanco作者: Javier Marias出版社/メーカー: DEBOLSILLO発売日: 2006/10/01メディア: ペーパーバック クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る

Carlos Ruiz Zafón. Marina

友達から誕生日に貰った本第一弾。 いわゆるジュブナイル小説らしく、読みやすい。ストーリーも怪奇ミステリーと初恋物語を絡めてあり、どんどん読み進められる。スペイン語で何か量を読みたいというときにおすすめできると思う。著者は「風の影」の人。Mari…

帰国

一時帰国しています。このインフル渦の中事態がどう動くのか不安ですが、ともかく無事に過ごして無事にまたドイツに帰りたい。

授業で死刑制度イエスかノーかの作文が課題に出た。今回のクラスはロシア2、台湾2、キプロス2、ブルガリア、韓国、カザフスタン、ウクライナ、シリア、エジプト、チュニジア、ルーマニア、日本各1のまたもや国際色豊かな構成で、あいかわらずEUの人が少ない…

「しゃべれる」ということ

日本人によくあるようにわたしも外国語による会話がとても不得手である。ヨーロッパ系の人の中に入るとそれが際立って、毎回凹む。いちいち観察しているのだが理由はあまりよくわからない。わりと中国とか韓国の人も苦手っぽい感じがする。 文法をしっかり理…

La Tercera Republica?

今日スペイン人の友人より気になる話を聞いた。このあいだアストゥリアスに国王が行ったらしいのだが、沿道に出た人々が第二次共和制時代の国家を歌ったらしい。国王は特に何も言わず普通に挨拶をしたとか。この経済危機でスペイン経済はヨーロッパの中でも…

こちらドイツでは北朝鮮ミサイル騒動などなかったかのよう。ドイツ語もよく分からないので情報から遮断されているのもあるが、ざっと見た感じとりあえずNATOのニュースしかしていないと思う。あとG20? 南京大虐殺のときに中国人を救ったドイツ人を描いたと…

渡部昇一『ドイツ留学記〈上〉雲と森の青春遍歴』

絶版?おもしろいのにもったいない。古き良き大学制度が残っていた頃のドイツ留学記。戦争の爪痕の話がまるでないのが不思議。ドイツ留学記〈上〉雲と森の青春遍歴 (1980年) (講談社現代新書)作者: 渡部昇一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1980/10メディア:…

グレーフェあや子『ドイツの犬はなぜ幸せか―犬の権利、人の義務 (中公文庫)』

ドイツの犬はなぜ幸せか―犬の権利、人の義務 (中公文庫)作者: グレーフェアヤ子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2000/08/01メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

めちゃくちゃだった。実在の国をあんなに茶化すのはどうなのか?さすがに問題にはなっているようだが。ジプシーの音楽が使われている(舞台の村もルーマニアのジプシー集落らしい)がカザフスタンはジプシーとは関係なさそう。 いわゆる非文明国からやってき…

スラムドッグ・ミリオネア

映画館で。アカデミー効果で映画館が大混雑。 最後はいつだって頼りになる兄貴のサリームが格好いいが哀しい。音楽がよい。 途中でスラムが襲撃されるが、あれはなぜ襲撃されているのか?宗教的な争いによるもの?サリームの様子からイスラム教徒っぽい感じ…

語学の仕事について話したときに、技術系専門家からの冷たい視線と語学学徒からの熱い視線のあまりの温度差に戸惑った。語学仕事に憧れる人は技術者と話してみるといいと思った。

Los amantes del círculo polar

日本ではビデオでしか発売されていない。のでもしかしたら絶版かも。 同じ監督の「ルシアとセックス」よりは好きだった。スペイン語は聞き取りやすい(あまり台詞がないため)。アナとオットー【字幕版】 [VHS]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 200…