「しゃべれる」ということ

日本人によくあるようにわたしも外国語による会話がとても不得手である。ヨーロッパ系の人の中に入るとそれが際立って、毎回凹む。いちいち観察しているのだが理由はあまりよくわからない。わりと中国とか韓国の人も苦手っぽい感じがする。
文法をしっかり理解していて単語の量が多い人は母国語や出身国に関わらずよく話せるので、そちらを鍛えればなんとか会話はできるようになるが、「会話力」だけを鍛えるってのは無理なのか?と最近ますます絶望的な気分になっている。
話せる人の観察

  1. 別の言語の単語を無理矢理ドイツ語化する、最悪そのままの形で使用
  2. そもそも言語系統が近い(英語圏の人)
  3. 強引
  4. 身振り手振りが激しい
  5. よく使う言い回しを母国語から直接翻訳したら通じる(I dont knowとか日本語に訳したらすごく失礼になるが、そういう言い回しはヨーロッパ系言語にはほぼ同じものがあったりする)
  6. 人に意見を述べることに慣れている
  7. とにかく人と話をするのが好き

話せないわたしの観察(番号は上記の観察と連動)

  1. 間違った単語を挿入する勇気なし
  2. 言語系統が日本語から遠すぎる。発音も全然違う。
  3. 人見知り気味
  4. 激しくジェスチャーを使ってまで話したいことがない
  5. スペイン語から訳せばあるのだが、正しいのか分からないのであまり使いたくない
  6. 少ない語彙でも話を組み立てられる技量がない。そして反対意見を上手く述べる方法を知らない(スペイン語でも同じ)。
  7. つまらない話はしたくない

性格の問題?人と会話するのはものすごく好きなのだが…。日本語と同じレベルで会話をしたいと思う方が間違っているのだろうなと。