こちらドイツでは北朝鮮ミサイル騒動などなかったかのよう。ドイツ語もよく分からないので情報から遮断されているのもあるが、ざっと見た感じとりあえずNATOのニュースしかしていないと思う。あとG20
南京大虐殺のときに中国人を救ったドイツ人を描いたとかいう映画John Rabeが日本で上映禁止らしいので、こっちで見ていこうかと思う。映画館で見るのは恐ろしいのでDVDで。日本では検閲は激しいか聞かれて「エロ系以外は緩い」と答えたばかりなのに、政治的理由で上映禁止の映画がさっそくあるとはなんだかショックだった。*1
加害者側は圧倒的に不利なので日本人代表として何か言わなきゃいけないときになんらかの根拠が欲しいとは常々思っている。こっちはできるだけ話したくないけど何かあれば持ち出される話であるのはもうどうしようもない。何も言わないという選択肢がない以上、せめて自分一人は納得できる答えが欲しい。
ナチスの旗の下に中国人を匿うというシーンが堂々と上映されるってことは、ドイツでも何か変わりつつあるんだろうと思う。「善きナチ」ってのは標語としてかなり問題含みではなかろうか。

John Rabe記念館もある。日本語版の翻訳が…。

John Rabe. Der gute Deutsche von Nanking

John Rabe. Der gute Deutsche von Nanking

ちなみに「オーディオブック」まである。

*1:「上映禁止」とは映画配給会社に拒否されたことを指すらしい。たとえば個人で上映会するのはどうなのか。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%99