レボリューション6

何でこんな邦題になったのだろうか?原題は、Was tun, wenn's brennt? (燃えたらどうする?といったところか?)なのに。主人公たちのグループの名前とも何の関係もない。
80年代後半、壁崩壊前の西ベルリン。アパートに集団生活し、政治活動に日々邁進する若いパンクの一団がいた。彼らは爆弾を手作りし、建物に仕掛けたが不発に終わる。11年後、その建物を訪れた不動産業者と役人がドアを開けたところ例の爆弾が爆発、警察が動き出す。同じ頃、かつての仲間六人のうち、未だに同じアパートに住んで政治活動にいそしんでいる二人のところから爆弾制作の状況を撮ったビデオが押収されてしまった。二人はかつての仲間たちに連絡を取るが、皆すっかり現実に適応し、変わり果てていた…。
あまりにご都合主義的に話が進む。そんなに簡単にかつての仲間たちの友情は取り戻せるのだろうか?そして恋愛関係だが、あまりに簡単に話が進むのでは?100分ちょっとそれなりに楽しめたけれど、まあそれなりという感じ。ドイツ語はかなり難しい。早口且つ口語。
団塊の世代学生運動の仲間と十数年後に会う、という話みたいなのだろうか。今日本でそういうのを作ったら、すごいどうでもいい泣ける話になりそう…。