2009-01-19から1日間の記事一覧

004 坂井栄八郎『ドイツ史10講』

高校の世界史の教科書が頭に入っていれば、すんなり理解できるわかりやすさ。一つ一つの事件の細かい解説よりも、その文脈、その後の影響を説明する方に重点が置かれているので、何も知らない状態ではちょっとわかりにくい(この本のせいではない)。通史は…

003 Cueto, Alonso. La hora azul

ペルーの小説。 アドリアンは成功した中年の弁護士である。全てにおいて完璧な妻、かわいい二人の娘、裕福な義理の両親に囲まれて、リマの高級住宅街で豊かな生活を享受している。問題があるとすれば、下品な兄と、粗暴なふしのある元軍人の父親だけであるが…