映画

Das Schloss im Himmel

「天空の城ラピュタ」のドイツ語版。「人がゴミのようだ!」「目が!目がああああああ!」などの台詞の数々がドイツ語でどう表現されているか、というのが知りたくて。しかし、わたしの現在のドイツ語力ではきちんと聞き取るのが難しかった。人は土から離れ…

ユリシーズの瞳

友人たちを呼んでいっしょに見た。言葉がちゃんと理解できない(オリジナル英語+ギリシャ語、字幕スペイン語)ので不安だったが、内容が複雑すぎて難しかったので、言葉の問題は結局たいした問題ではなかった。 タイトル通り、ホメロス「オデュッセイア」を…

善き人のためのソナタ

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発売日: 2007/08/03メディア: DVD購入: 3人 クリック: 119回この商品を含むブログ (295件) を見る

バンディッツ

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ロスト・イン・トランスレーション

スペインにいた頃(2004年頃)『日本から来ました』と言うと、『ロスト・イン・トランスレーション見たよ』と言われることがよくありました。連れはフランス人にこの映画に関する議論をふっかけられ、知らないというといやな顔をされたとか言っていました。…

La caza

VHS*1のスペイン語で映画を見る教室で見た。 1966年の作品。監督はカルロス・サウラ。1980年代以降「カルメン」「血の婚礼」などスペイン的なもので人気を博したが、それ以前には実験的な作品を多く撮っており、シネフィルにはそちらの方が評判が高いのだと…

ヴィッキー、クリスティーナ、バルセロナ

ウディ・アレンの新作(公式サイト)。見たのはもう一週間くらい前。二時間弱たっぷり楽しみました。軽快なストーリー運びとおしゃれなのか人をバカにしているのか分からないような音楽と、誇張されすぎたスペイン人の性格と…。 バルセロナについての映画と…

少女ヘジャル

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IRAQ−狼の谷

トルコ映画。本国で大ヒットらしい。ものすごいプロパガンダ映画だった。でも、アメリカ大統領が世界を代表して宇宙人と戦っているような映画(「インディペンデンス・デイ」だが、他にもきっと同様の映画に溢れているはず)を普通だと思っているほうがおかし…

愛の漂流者 [DVD]出版社/メーカー: オンリー・ハーツ発売日: 2008/06/07メディア: DVD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る南から来た女 [DVD]アーティスト: ガブリエル・モレス出版社/メーカー: video maker(VC/DAS)(D)発売日: 2008/06/25メデ…

幸せの恋愛レッスン

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クロッシング・ザ・ブリッジ

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愛より強く

ようやく残り半分を見ました。字幕なしでの鑑賞ではあらすじしか分からんわ。シベルがトルコに行ってしまってからは異国の中で一人浮いているように見えた。最後、初めの一時間あれほど反社会的だった二人がすっかり常識的な選択をするところが悲しくあっけ…

昨日、『愛より強く』を途中まで見ていた。字幕をつけていなかったので会話の内容はすべて事前にネットで仕入れたあらすじと場面の雰囲気からの想像に頼るしかなかったのだが、とにかく「痛い」映画であまり集中して見る気になれなかった。 トルコ系の中年男…

『今夜、列車は走る』

ユーロスペースにて友達に誘われて鑑賞。いい映画です。いい映画ですが重い。しかもまた人の名前と顔と関係を把握しきれないまま終わってしまった。 初めの頃に、組合代表と労働者がみんなで話し合っているシーンがあるのだが、そこで何を言っていた人が誰な…

シュヴァンクマイエル!

「悦楽共犯者」をスクリーンで!11月8日から12日までユーロスペースにて。レイトショーだから会社帰りに間違いなく行ける。楽しみ。

「アワーミュージック」(Notre Musique)

久々に(「フォーエバー・モーツァルト」以来か)ゴダール様。 この作品においてもバルカン半島における内戦が中心的なテーマとして表れる。バルカンの事例はヨーロッパの人々に衝撃を与えているようだが、バルカンで起きたこと・起こっていることが与える衝…

詩と口説き

「マルティナは海」では、「二人のお気に入りのフレーズ」みたいな感じでウリセスがとある一節を暗唱しながらセックスに及んだりしていたが、そういや「アマロ神父の罪」でも「君の胸は…」と服を脱がしながらなにやら暗唱していた。スペイン語圏ではこういう…

MON-ZEN

ドイツ人中年兄弟の禅修行。もっとお気楽コメディかと思ったがそうでもなかった。言葉も分からぬ異国で道に迷う恐怖はデフォルメされてはいるけれど、あれに近いものはありそう。禅寺のお坊さんの暮らしも、覗く機会がないのでおもしろい。MON-ZEN[もんぜん]…

過激GIRLS☆GIRLS (Maedchen, Maedchen)

下ネタの多いコメディ。でも青春映画としても楽しい映画だった。このタイトルから想像できるよりはよっぽど健全で期待に答えるものは何も映っていません。ガールズトークをのぞき見る楽しさがあり、ヘタレ男子二人組や、勘違い野郎もそれぞれいい味を出して…

ナイン・ソングス (9 Songs)

「愛のコリーダ」並にセックスシーンが続くが、もっと乾いている。 キャスト Kieran O'Brien ... Matt Margo Stilley ... Lisa The Dandy Warhols Elbow Franz Ferdinand(日本の公式、MySpace) Primal Scream Super Furry Animals(公式、MySpace) Michae…

ルシアとセックス(Lucía y el sexo)

これもギャオでやっていたので、見ました。「マルティナは海」があんまりといえばあんまりな映画だったので、これもセックス描写のみがうりでどうでもいい映画ではないかとあまり期待していなかったのですがおもしろかった。セックスシーンが多すぎて辟易す…

『マルティナは海』(Son de mar)@Gyao

レオノール・ワトリングの胸をたくさん拝める一種のバカ映画。 ワニでホラー的結末を迎えるかと思いきや肩すかし。監禁映画と化してサスペンス寄りになるかと思いきやそれもなく。 古典の詩で口説かれても、ちょっと。声がエロだからむしろいいのでは(詩が…

僕と未来とブエノスアイレス(El abrazo partido)

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのポーランド系ユダヤ人が主人公。ユダヤ人だがそんなに信心深くもないらしいアリエル(30歳)は、ポーランド国籍を取ってヨーロッパに行こうと画策している。それには祖母が持っている書類が必要だが、ナチスから命か…

ジターノ(Gitano)

フラメンコのホアキン・コルテス主演。ホアキン・コルテスのファン以外にはあまりおもしろくないのではないかと思う。わたしはまるで楽しめなかった。字幕を切って鑑賞したため、アンダルシア弁について行けなかったというのもあるのだが…。他の出演者はよく…

海を飛ぶ夢(Mar adentro)

なぜDVDを見まくっているかというと、スペイン語の耳慣らしをするという口実です。 聞き取れない!とショックを受けていたらラモンの家族が話しているのはガリシア語であることが途中で判明。ラモンはあまり話していないようだけど。甥っ子のハビエル役は「…

アマロ神父の罪(El crimen del padre Amaro)

映画の感想を書いたブログで見ていたのでアマロ神父がイヤなやつであることは知っていたけど、ここまでいやな話とは…。強引に世の中を渡っているベニト神父の俗っぽさなど消し飛ぶ狡猾さと冷たさ。なのに要所要所でキラキラと涙を流すところがまた。最後には…

捕らわれた唇(Entre rojas)

なぜこんな邦題?原題は直訳すればアカのはざまでとかそんな程度。この邦題では妖しい物語のようだけど、舞台は刑務所なものの爽やかな友情ものだと思う。全然色気じゃないですよ。 舞台はフランコ政権末期のスペイン。Lucíaは弁護士の娘でバレエが生き甲斐…

No se lo digas a nadie

ペルー映画。Jaime Bayly原作。Jaime Baylyらしく、ゲイの若者を主人公にしている。幼い頃から男らしくなく、マッチョな父に男らしさの手ほどき(無理矢理)を受けながらも期待する人間になれず、苦悩する…といっても苦悩よりも行動が先に立つという印象が。…

「世界でいちばん醜い女」(La mujer más fea del mundo)

ギャオにて。99年の作品らしいが、もっと古いもののように見える。醜いとは言っても、あの姿はないのでは…。「世界でいちばん醜い女」がうっかり誰か普通の人に似ていたりするのを避けるため?ラストはいちおうハッピーエンドだが、あの絵はブラックな空気を…