2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Portishead

新譜が出た。前に買ってから、もう十年くらい経ったのか。友達に聞かせたらこわいからやめて、と言われたこともある。 変わらず暗いムードで、でもちょっとぼわっとした遠い感じが薄れたようにも思う。なんだか、前に聞いていたときには興奮したのに今は流し…

トマトのパスタを夕食にする。トマト二個を適当に切る。温めたオリーブオイルに刻んだにんにくを入れて香りを出したところでトマト投入。どろどろのソース状になるまで混ぜる。バジルも入れる。塩コショウで味を調え、パスタを混ぜて完成。見た目はともかく…

読書三昧

ロシアの本を読む。仕事にもなんも関係ないし、今までの専攻とも何の関係もなく、道楽の極み。この開放感は捨てがたいものがあるなあ。 今日は帰りにどっかに寄って帰ろうと思っていたらまたも残業。来週からの激務に備えて今日のうちに、とのことだったみた…

スペイン人の友人より、「友達が刺青入れたいらしいんだけど、こういう意味の漢字を教えてくれないか」とのメール来る。嘘ついたろかと思ったがちゃんと答えようと思う。この辺自分がつまらない人間だと感じる。「『トイレはどこですか』を日本語で教えてく…

028 廣岡正久『ロシア正教の千年−聖と俗のはざまで』

ロシア本第三弾。 988年に東方キリスト教を受洗してより、権力と時に結びつき時に権力に迫害されたロシア正教を追う。 正教もロシアの歴史もほとんど知らないまま読むのは厳しかったかも。語り口は平易で分かりやすいのだが。この本が書かれてから十年以上が…

今日に限って残業。関西から友達が出てきていて会う予定だったが、仕事が終わってみれば頭痛がひどく帰ることにする。帰ってきて二時間くらい寝たら治った。寝不足だったみたい。帰りの電車で誰かの着メロがVOICE「24時間の神話」*1だった…。 *1:どうもSORA…

027 澁澤幸子『キプロス島歴史散歩』

キプロスの歴史などを紐解きながらキプロスの各地を案内。著者は澁澤龍彦の妹らしい。が、澁澤龍彦のおぼろげな影響でもあるのではと読み出すと、その天真爛漫さにくらくらする。歴史の暗部を文学的な言葉でつづったりはしておらず、いい意味でも悪い意味で…

026 西山千 松本道弘『同時通訳おもしろ話』

日本の同時通訳第一人者西山千と、その弟子を自任する松本道弘の対談みたいな本。二人が英語で行った対談の一部を収録したCDつき。 西山氏はアメリカ育ちで、現地の大学も出ているので英語はほぼネイティブなのだが、日本語には努力が要ったようだ。「仕事で…

がんばってドイツ語の勉強をしていたが、「先生の車は彼の家の前に停めてあります」を50回唱えたりする毎日を送っていたら嫌になってきた。語学のスタートは自分がその言語で分かるレベルが異常に低いので、対象となるテキストや音声はとてもつまらない。そ…

025 袴田茂樹『現代ロシアを読み解く−社会主義から「中世社会へ」』

ロシアは国家との関係、人との関係は、プライベートなものを除けば基本的に信頼は存在しない「低信頼社会」であり、無秩序が支配する「バザール社会」である。それは、日本やヨーロッパが経験したような、契約関係に基づく「封建主義」がかつて存在したこと…

024 『英語とわたし』

英語とのかかわりを有名人がつづる。前に岩波書店が配布していた「岩波文庫とわたし」のようなものをもらったことがあるが、その新書版・英語版といったところ。 引田天功が異色。あと、英語を用いてビジネスをしたりしているわけではないという点で伊藤比呂…