2004-08-05から1日間の記事一覧

ロンブ・カトー『わたしの外国語学習法』*5

ほとんど国外に出ることなく、たくさんの言語を身につけた女性の外国語学習に関する考え方を学べる。著者が取った具体的な学習法は「わたしの外国語学習法」に詳しいが、「まず辞書を眺める」とか「本を読んで、一度目は分かった単語から書き出していく」と…

ミュリエル・ジョリヴェ『移民と現代フランス』*4

様々な出自の移民(移民一世も、二世でフランス国籍の人も、不法残留者となっている人も含む)にインタビューしたもの。何らかの指針を示すのではなく、声を一定のテーマに沿ってまとめたもの。マグレブやアフリカの女性の置かれた難しい立場とか、書類をい…

ケッセル『昼顔』*3

「霊と肉」という言い回しが古いものに思えたが、「心と体の乖離」などと言い換えれば今でもありそうな話か。人妻が病に倒れたのをきっかけに、内に潜んでいた欲望に目覚めて「昼顔」という娼婦になるが、夫を愛する気持ちには何の変わりもない・・・。主人…

内田樹『ためらいの倫理学』*2

読んだ後妙に元気になってしまった。たぶん、いつもためらったままで適当にお茶を濁しているのでなんだかそれでもいいのかもしれないと思ったためだろうが、そうではなくて著者はお茶を濁しているわけではなくためらい続けながら思考し続けているのだと思う…

集中講義行かず。体調はずいぶんまし。やっぱり昨日の朝のあの納豆か。モデムを返送したり、水道の解約手続きをしたり、食事の買い物に行ったり。あとはずっと本を読んでいた。引越に向けてすることはいっぱいあるんだけど・・・。ちょっと体調悪くても本は…