ロンブ・カトー『わたしの外国語学習法』*5

ほとんど国外に出ることなく、たくさんの言語を身につけた女性の外国語学習に関する考え方を学べる。著者が取った具体的な学習法は「わたしの外国語学習法」に詳しいが、「まず辞書を眺める」とか「本を読んで、一度目は分かった単語から書き出していく」とか、有益ながら実行に移せる気がしないものがいろいろと・・・。外国に行って、実地で必要に迫られるのがある意味楽な方法ではあると思う。才能と言うよりも、かけた時間と情熱が大事、というようなことが書かれていて、それには大いに同感だけどもこのような学習法を編み出してそれを実践できるのはすごすぎ。「外国語を話す」ときの注意点については勉強になった。