内田樹『ためらいの倫理学』*2

読んだ後妙に元気になってしまった。たぶん、いつもためらったままで適当にお茶を濁しているのでなんだかそれでもいいのかもしれないと思ったためだろうが、そうではなくて著者はお茶を濁しているわけではなくためらい続けながら思考し続けているのだと思う。勝手に元気になっていてはいけない。話題になったときに読んでおけばよかったな。