鴻巣友季子『明治大正 翻訳ワンダーランド』

明治二十年代あたりからの翻訳ものを追った本。黒岩涙香の翻案(翻訳ではない)は何と一回読んでから、読まずに記憶に頼って(!)書いていたものらしい。青空文庫で一冊読んだことあるけど、舞台がロンドンとかなのに名前が「松子」だったりでおかしかった。あれもオリジナルとは全然違っていたんだろうな。

明治大正 翻訳ワンダーランド (新潮新書)

明治大正 翻訳ワンダーランド (新潮新書)