2008-01-05から1日間の記事一覧

003 古川日出男『gift』

古川日出男は柴田元幸氏一押し、らしい、とこの本を教えてくれた人から聞いていたので読むのを躊躇っていた(ポール・オースターとか柴田元幸氏関連の本があまり好きではなかったので)が、ずっと気になっていたので京都駅のキオスクの本屋で購入。いやこれ…

002 荒木博之『日本語が見えると英語も見える―新英語教育論』

日本語を基本にした頭のままでは英語は話せないから日本語と英語との橋渡しとなる「中間日本語」を鍛える訓練をすべし、という論点にはうなずける。具体的には、オノマトペや曖昧な表現をわかりやすい具体的な表現に直し、英訳する訓練をつむこと。 それ以外…

001 マーク・ピーターセン『続・日本人の英語』

『日本人の英語』が英語による発信者としての日本人の英語力を問う本であれば、こちらは英語を読み解く側としての日本人の英語力について述べた本。『日本人の英語』より評価が低いようだが、具体的な映画等に触れて英語の読み方(というよりむしろ英語圏、…