2006-08-13から1日間の記事一覧

日本史の勉強をしている。今さらこの年になって受験生みたいで気が滅入ってくる。まだ平安時代が終わらない。現代までたどり着くのかどうか? 日本のようにかなり昔から島国でまわりと切り離されていて、今に至るまであまり領土が変わらない(沖縄や北海道や…

小松和彦『京都魔界案内−出かけよう、「発見の旅」へ』

魔界をキーワードにした京都案内。きっとこの本なしでは、訪ねたところで何この小さな神社?となってしまいそうな場所も載っている。由来や説話の紹介に加えて、ガイドブックらしく所在地や御利益、お祭りの日にちも載っているので頼もしい。 このうちのいく…

水野敬三郎『奈良・京都の古寺巡り−仏像の見かた』

京都と奈良にある、教科書にも出てるような有名な仏像を見るガイドブックなのだが写真が少なくて説明が細かいので、単に読むのは厳しい。ひととおり読んだあとで、この本を手に実際に見に行くにはいいのだと思う。詳しすぎ?と思う部分もあるので写真のいっ…

立川武蔵『日本仏教の思想−受容と変容の千五百年史』

「日本仏教の思想」というタイトル通り、仏教の思想的な面に立ち入って話が進むので難しい。著者はインド哲学が専門のようなので、たびたびインドの仏教の話が出てくる。文章そのものではなく、哲学に触れた部分の中身が難解。 著者は日本仏教は最澄・空海を…