まさかとは思ったけど

『イラク−狼の谷』の感想で、結婚式にアメリカ兵が乗り込み死者多数というエピソードがあったと書いた。いやまさか、そりゃ誇張ではないか?と思ったのだが。映画では、警備の暇をもてあました米兵たちが、祝砲を聞いて「来たぞ、テロリストだ!」と半ば狂喜しながら乗り込んでいく。現実ではどうだったのかは分からないけど、アフガニスタンで結婚式で集まった民間人を誤爆して死者が出るという事件があった。

これこそイスラム圏の新聞が読めたら状況がもうちょっとよくわかるのだろう。こういうことが頻発していれば、あの映画の中の描写も説得力を持って受け止められると思う。