047 エンリーケ・ビラ=マタス『バートルビーと仲間たち』

読み通すのが非常に苦痛。小説はただ物語であってほしい、それがポストモダンしていたとしても物語としておもしろければ好きなのだが。これは個人的な好みなので、書くとは何かについて考えることが好き、とか、バートルビーと言うキャラクターに惹かれてやまないとかだったらもっと楽しめる作品なのではないかと思う。スペイン語でがんばって読まなくてよかった。途中で投げ出しただろう。日本語で翻訳があるものであればそちらに飛びついたほうがいろいろなものを楽しめるな。

バートルビーと仲間たち

バートルビーと仲間たち