星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』
恋人との過去の思い出に生きる女性のところに、乱闘騒ぎが元で逃亡生活を決意した日系ペルー人とその恋人とがやってくる…。
この話をまとめるのがひどく難しい。それぞれの名前はなにやら意味を持たされていそうで(糖子とか日曜人とか)、それだけで異世界めいた雰囲気を醸しだしている。日系人の話だし、もう少しはまり込めるかと思ったけどそうでもなかった。しかしサルサを踊ってみたくなった。踊れないけど。
- 作者: 星野智幸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/10/28
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (68件) を見る