森見登美彦『太陽の塔』

ずっと気になっていたのをようやく読みました。
どこを切り取っても物語になるような、あの街にあるあの大学での物語はずるい、と思うのはその場所をよく知っているからなのか。それにしても、一体主人公はどこの体育会に属していたのだろうか?
わたしは相当汚い下宿に住んでいたと思うけど、ゴキブリキューブは見たことがない。見たという話を聞いたこともないので、もしかすると作者の創造なのか?

太陽の塔 (新潮文庫)

太陽の塔 (新潮文庫)