2007-07-05から1日間の記事一覧

新たに読み始めたのは

ペソアの『不穏の書』。同語反復や否定の否定が多くて読みにくいことこの上ない。しかもポルトガル語から英語への翻訳なのでよけいにだと思う。でも、こういう本がいちばん好きだ。この表紙の写真も好きで、バジャドリードで偶然写真展があって見に行ったの…

Anaya, Rudolfo. Bless Me, Ultima

ようやく読了。長かった。 平原を放浪し、風と共に生きる父の家系と、大地に根を下ろして農業を営む母の家系との狭間で、またキリスト教の神と、それ以外の神々との狭間で、スペイン語と英語との狭間(これは大きなモチーフではないにせよ)で揺れ動く少年の…