美容院で「VERY」を熟読する。いつも最高の自分でいなければならないって疲れないのかな。子育てで大変なときは、バタバタでもいいじゃんと思う。常に気抜かりなく、ママ友にも差をつけ、要所要所で夫を惚れ直させる。家族イベントでもそつのないふるまいをして、評価を上げる。
「主婦らしさ」と「主婦くささ」との違いについてもイラストつきで解説が…。手がかかっているが、あくまでさりげなく常にすばらしいってのがポイントなのか。
この雑誌は夫が高収入で生活にゆとりがある主婦、あるいは夫のステイタスが高く(高収入である必要はなさそう)、自身が社長などで活躍している主婦が対象かと思う。子供もいる。年齢は三十代。夫が白人であることもポイント高そうな感じである。同年齢が対象の主婦雑誌としては他にも「mart」なんかがあって、これはもっと下々っぽい感じがするが読んだことがないので分からない。女性誌は大量にあってよくわからないが、既婚金持ちがVERYで、オリーブ読んでたような人のこだわり生活がku:nelで、未婚30代向けもいくつかあるような気がする。Domaniとか。このラインナップを見てると既婚三十代子無し生活には困らないが金持ちでもない、とか、そういう人は何を読むんでしょうか。まあ、雑誌に当てはまるような生活をせねばならないわけでもないし、生活の指針を雑誌に求めるのもなんだかなと思うが、気になる。