最近のこと

あまりにも毎日働く暮らしに順応しすぎて不思議に思う。接客業でもなく、チームワークが必要とされる仕事でもなく、他人との調整が必要な雑務もないので人との軋轢に悩む要素がないためか、かつて悩んでいたようなことで悩むことがない。もちろんいやなことはあるし仕事に行きたくない日が週に三日はあるのだけどそれも許容範囲内だ。あくまで今のところだけれど。
ぼんやり何かを考えることもなくいろいろなことが細切れになっていると感じる。だけど何が細切れになっているのか分からない。そんな風に感じるのは一つのことをゆっくり考えることがなくなったからだろうか。考えるのを止めて次々と物事をこなしていくことに慣れつつあるのかもしれない。
人としては今までになくまともに、平和に暮らしているのだけど、これでいいんかしらと思わなくもない。どうしたいというのもないし今満足はしているので心の問題だろう。今まで感じていたことを感じられなくなったならそれはそれで仕方なく、またいつか今の必死さが仕事に慣れてなくなったり、生活が変われば、何か変わるのかもしれない。
今まで考えていたことを考える時間がない。何より変わったのは、自分のことばで何か書こうと思うことがめっきり減ったこと。
中の人がしぶとい、という日記を読んで私の中の人はどこに行っちゃったんだろう、と寂しくなったりもしているのです。