2007-01-30 川村湊『日本の異端文学』 書物 日本の異端文学、は西洋の異端文学とは違う。かといって何かと言えばそれは著者もいいあぐねている感じ。高尚じゃないけどおもしろい、大げさだったりエログロだったりする、そんな感じでしょうか…。 著者の分析を楽しむ、というよりもブックガイドとして有用だと思う。 渡辺温 小栗虫太郎 中里介山 橘外男 尾崎翠 国枝史郎 山田風太郎 日影丈吉 あたりが気になった作家。でも中里介山の「大菩薩峠」は長すぎるので多分読まないかな。日本の異端文学 (集英社新書)作者: 川村湊出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/12メディア: ペーパーバック クリック: 4回この商品を含むブログ (10件) を見る