西検二級

正式名称はスペイン語技能検定らしい。会場は二年前と同じく、関西外国語大学中宮校舎。試験開始二分前に行ったら、本当に時間通り始まった。
問題用紙と解答用紙は一体化しており、まるで大学のテストのようである。問題用紙のサイズはA3で、片面。左側が西文和訳で、長文が四題と、単語や熟語が五、六問。右側は和文西訳で、計五問だったと思う。一時間半も試験時間があるわりには問題数が少なく、大半が一時間程度で会場をあとにしていた。

  • 西文和訳
    • 小説かエッセイの一部らしきもの(1)
    • 小説家エッセイの一部らしきもの(2)
    • インターネットに店を出す小売店の話
    • ボリビアかどこかの資源国有化
  • 熟語
    • hacer cara a
    • recibir homenaje
    • la copa en manos(覚えていない)
    • 「目標を達成する」とかその辺の内容の熟語
    • (あと一つあった気がするが思い出せない)
  • 和文西訳
    • 夜空に光る星の話。科学的文章ではなさそう。
    • 崖崩れが起きてバスが崖下に転落したというニュースらしき文
    • 日本は世界中に投資し、製品を輸出することでグローバル化の一翼を担っていると言う内容の文。
    • レインコートの季節をいかに乗り切るか。エッセイだろうか?
    • 詩の訳。立原道造「虹とひとと」の一節を訳す。「東の空には ゆるやかな虹がかかつてゐた/僕らはだまつて立つてゐた 黙つて!」。

詩の訳をやらせるのはやめてほしいな…。どういう解答を求めているのか分かりにくい。ちゃんと解釈した上で、解釈を生かして訳すほどの技量を求めているとも思えないし、かといって詩を直訳するのも無粋なことだと思う。