「すばる」でバリオ文学の特集をしてるよ、と教えられ、図書館の書棚の間をうろうろとしていたら、「現代詩手帳」でもチカーノの特集をしていた。本屋に行ったら「アメリカのヒスパニック=ラティーノ社会を知るための56章」が並んでいた。最近脚光を浴びてるのかなあ。「知るための56章」はバイト先で買ってみた。このシリーズはそれなりに知っていることを整理するにはいいけど、未知の事柄を知るには意外と不便である。「バルカンを知るための65章」を読んでいるが興味深い話題が多いわりに、頭に入らない。人文系の入門書は、文学に限らず歴史関連も初心者に分かりにくいものが多い気がする。文章作法に問題があるのかしら?