「民族浄化」を裁く―旧ユーゴ戦犯法廷の現場から

ユーゴ崩壊、紛争の背景が手短に分かりやすくまとめられている良書。著者が描く平和維持のための方法は、しごくドライなもので、「平和が一番!戦争絶対ダメ!軍隊ノー!」だけが平和への発想、なわけじゃない、ということを考えさせられた。

「民族浄化」を裁く―旧ユーゴ戦犯法廷の現場から (岩波新書 新赤版 (973))

「民族浄化」を裁く―旧ユーゴ戦犯法廷の現場から (岩波新書 新赤版 (973))