授業の狭間にカフェテリアに行き、「なぜスペイン人は発音がこんなにもやばいのか」ということについて話す。主に聞いてただけだけど。オーギュスト・コント(これも絶対違うが)がAugusto Conte (アウグスト・コンテ)になったりしているそうだ。アニメのキャラクターも名前が変わり、そしてウィル・スミスはビル・エスミスになってしまう。X-filesのスカリーはエスクリーに…。
こっちではミケランジェロはMiguel Angel (ミゲル・アンヘル)になって妙だけど、日本で中国や韓国の名前を日本語読みしてるようなものと思えば納得がいく。最近は中国語に近い読み、とかをしてるけど。
この間、日本食を食べたあとにフランス人の名前が発音できない、という話をしてて間違いと正解の二つの発音の差を聞いたがさっぱり分からず、スペイン人も「何が違うんだ?」と言っていた。母音の数も子音の数も少ない言語が母国語だとこうなってしまうのだろうか?スペイン人は圧倒的に語学はまずいと思う。日本人同様。耳を鍛えるためには母国語以外の音を子供の頃から聞かせることが必要?でも両親が同じ言葉を母国語としてたら難しいし…。私は小さい頃ポルトガル語を耳にし続けてたはずだけどlとrの音は分からないし、他の日本人と大して変わらない。聞いてるだけじゃまるでダメだと言うことだろう。
必要もない言葉をものにするのは難しくて、子供を英会話教室に通わせてもあまり意味がないような。帰国子女が外国語を話せるのは外国の子供の社会に放り込まれて話すしかないからだし。日本にいると差し迫って英語も何語も必要じゃなくて「いつか使うかも」じゃいつまでも身には付かない。
周りにバイリンガル、どころかポリグロットもいてそういう人にとって言葉って何だろうと思う。私はモノリンガルでしかないのでその世界が想像できない。