イタロ・カルヴィーノ『パロマー』*4

「気楽に読めるよ」といわれて読んだのだけどわたしには難しかった。「気楽に」というのは嘘ではなく、軽やかな印象は受けたが。街を、旅先を、海辺を歩きながら、世界について考察するパロマー氏はペソアみたいな風貌だと想像しながら読んだ。もうちょっと丸顔の方が、イメージには合うかな。