010 古川日出男『アラビアの夜の種族(III)』

読み終わったー。あまり気の乗らない数日間を越えていざ本を開けば一気に読み終わった。長いし、重々しい単語使いだけど中身が重々しいわけじゃないので最後まで楽しく読んだ。作者のあとがきのようなものがいきなり言葉づかいが軽くてギャップに戸惑う。文藝(いつの号かわからないが)に種明かしがあるみたいなので見つけたら読むのもいいかもしれないけどきっと読まないだろうな…。
登場人物のしゃべりがどんどん軽くなっていくのは狙ってやってるのだろうな。

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)

アラビアの夜の種族 III (角川文庫)