バルカン、など

私の専攻と何の関係もないのだが、バルカンの概要を知りたいと思っていろいろと本を探している。専門にやるわけではないので概論的な知識を得たいだけなのだけど歴史が込み入りすぎていて分からない。今のところ読んでいるのは「バルカンを知るための65章」。いろいろな分野に関わる人が執筆していて、歴史から映画、サッカー、都市巡りまで多様な内容。「バルカンとは何か」を丸飲みするなんて、「ラテンアメリカとは何か」を丸飲みするくらい暴力的な話だということは分かった。興味のある分野から広げていくしか手のつけようがなさそうだ。
そんなことをする前にペルーの歴史をひもといたりスペイン語の本を読むべきだ、という声が聞こえてきそう。「ペルーを知るための62章」「スペインを知るための60章」というのもいちおう借りてきたんだけども…。南米のことをしたいとか言って大学を変わったくせに、いまいち最近親近感も湧かない。南米のどこかの国に留学してればまた違ったんだと思う。
南米ラブ!な人にはスペインを筆頭とするヨーロッパには敵意剥き出しだったりする人もいて、なんだか微妙なのである。私も、スペインに対して愛憎入り交じる。付き合ってみたら南米の人のほうが関わりやすいのではないかと何となく予想もつく。でもなあ。もやもやしたままである。

バルカンを知るための65章 エリア・スタディーズ

バルカンを知るための65章 エリア・スタディーズ