ある一日

予習が終わらず、朝起きてする。睡眠時間がそんなになくても朝起きると調子はいい。特に心の。わかってんだけど。そのうち不動産屋から電話がかかってきて、カギを直しにくる。回転式カードキーでちょっとつくりが変わってるから、開けにくくてもこんなもんかと思って耐えていたが、隣人のアドバイス通り壊れていたようだ。その人じゃ何ともならなくて、別の業者が来ることになった。結局予習は最低限しか終わらなくて、遅刻気味に大学へ向かう。
講読で発表したらけっこう叩かれてしまった。語学の授業は性格が出るように思う。形容詞の訳を抜かしたり、あまりに適当な日本語だったり、いいかげんさと詰めの甘さがよく出ていた。他のはだらだらしていたら授業が終わってしまった。
授業後生協で友達とご飯。先生の指導がしっかり入るゼミにいて、なにかと窮屈さを感じているみたいだった。「自分でやってください」と言われ、五里霧中のままやって見せたら「つまらないのでなんとかしてください」とか言われるのも辛いが、あまりに先生のカラーを出されるのも息詰まるものなのかも。目の前に課題を出されて、ひたすらそれをこなすうちに力がつくのは充実感があるけれども。
七時過ぎに帰宅。鍵屋が来てくれたが、業者に送らないと直らないらしく、普通のカギに交換された。直るのは三週間後。
業者が帰ってから、ガスの火をつけてみたらつかない。朝うどんをつくっていたら吹きこぼれたのが原因だと思うけど、完全に乾いたら再び点火できることを祈る。