百人の子供たちが列車を待っている

チリ映画。貧民街にすむ子供たちが映画教室で映画の仕組みを学ぶ姿を追う。
二年くらい前に野谷文昭『ラテンにキスせよ』(ISBN:4426677009)にこの映画のことが出ていたのを思い出して鑑賞。字幕が野谷氏だった。楽しげに映画教室で映画の仕組みを知るためのおもちゃ作りに参加する子供たちの姿と、その生活が対照的。
プロテスト映画だけど、その趣旨をどう捉えるかはともかく楽しめると思う。生まれて初めて街の映画館にバスで出かける姿とか、おもちゃ作りに興じる姿とか、見ているとこちらも笑ってしまう。