グロリアの憂鬱
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2004/02/16
- メディア: DVD
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しんどかった。グロリアの友人であり隣人であるクリスタルがコールガールだったり、変な劇中劇が出てきたり、超能力者が出てきたりとアルモドバルっぽいのだが、平凡な主婦の救われない生活が何とも…
メモ
- グロリア、アントニオ、おばあちゃんは文盲。三人とも同じ村からマドリードに出てきたようだ。舞台が80年代前半として、グロリアとアントニオはおそらく四十くらいだと思う。1940年代生まれに文盲が珍しくなかったということだろうか。生活はかなりぎりぎりという設定だが、決して貧民ではない。巨大団地もそれほど荒れ果てているという印象は与えない。地方から出てきて首都で働いている人というのはああいう感じだったと考えていいのかな。
- 識字率を調べたかったのだが詳しい数値をINEで見つけることができなかった。
- アントニオはおそらく出稼ぎで、ドイツで運転手をしていた。
- 団地のすぐ近くと思われるところに更地があってそれがバスターミナルになっているように見えた。
- 最初の剣道教室でグロリアを誘う男はあとで出てくる警官だったのか。そしてあの場面では不能だったから相談に行ったってことなの?
- Chus Lampreaveはいい味出してる。
- アルモドバルとマドリードに関するマドリード観光局の記事
グロリア一家が住む団地。住所はAvenida Donostiarra 4らしい。