イラク−狼の谷」の感想文ひどいなあ。わかりにくい。職業柄、もう少しちゃんとした文章を書くべきだと思う。
トルコを巡るもろもろを知りたくて、本を一冊買ってきた。トルコが抱える民族問題に切り込んでいるらしい。
他国のマイノリティ問題を知ることで、日本人としての自分と日本の問題を考える糸口ができるのではないかと思っていた。この頃は知ることでより難しくなっている、というよりも臆病になっているような気がしている。
海外でアジア人として暮らすことは、移民としての苦難をぼんやりとではあるがそれなりに具体的に想像することを可能にするけれども、「日本に帰れば気楽」という実感から、「日本で日本人でよかった!」という結論に達してそのまま思考停止することも確か。
ちがう意見をぶつけあって楽しめるようになれればよいなと思う。妥協点を探すのではなく、こちらの意見を完全にのんでもらうか、あちらの意見に全面的に従うか、しかないというのはどうかと。それができなければ、難しい話を人とできっこない。一生の課題か。うまく「ノー」を伝える技術を身に着けたい。