KDD 5.0

行って参りましたKDD 5.0。行く前はテンションが低すぎたけど、けっこう楽しんだ。いきなり名前を名乗って話の輪に参入、という様式にはなかなかなじめないけれども。スペイン語を話すこと自体は意外と何とかなるものだ。たぶん、あの場にいた人は皆多少japonesalizadoされていたからよけい気楽だったのかも。
東京の真ん中でスペイン語圏の人々が集まっている、というのは不思議な光景ではあった。
そういえばKDD 5.0の前に、Taka Ishii Galleryに行ってこれを見ました(待ち合わせに四十分遅刻)。ギャラリーは倉庫の一部を利用していて、業務用のエレベータ(行きたい階のボタンを押した途端にドアが閉まる)や倉庫の造りに興奮。人がいなくて、ギャラリーの事務室では英語で仕事をしていて、美術館とは違う独特の雰囲気がありました。あの場所は気に入ったから別の機会にまた行ってみたい。展示そのものはああやって並べてあるのを見るよりも、家で一人でこっそり見るのが愉しみといった作品群で、ちょっと特集した本を欲しいと思った(DVDも売っていた)。なにしろ手作りカメラで人物を盗撮しているので…。ミロスラフ・ティッシーについてはこのページにそれなりの解説が。wikipediaにも英語、フランス語、チェコ語しかなかったし、知られている作家ではないみたい。ヘンリー・ダーガーほどではないけど似たような雰囲気がした。