カテゴリがわけ分からなくなってきた。
昨日の専門学校で指摘されたこと二点。日西訳が遅すぎる。時制の使い分けにもっと気をつけるように。実は時制はあまりよく分かっていない。よく分からないのもあるし、臨場感も出るから、話すときは、できるだけ直接話法で話すようにしている。線過去と点過去は使い分けるのが難しい。さらに完了まで含むと何がなんだか…。会話の中でそういう細かいところに気をつけて話すのは無理だから、作文を書きつつ音読したりして正しい文法をたたき込んでいくしかないのだろう。日西は家で一人で練習するしかない。
ブロークンでもいいから楽しく話すのも大事だし、きちんと文法に則って正しく話すのも大事だ。場に応じた使い分けをできるレベルを目指して精進しなければならないな。
この間、ペルー人留学生と語学教育について話をしていた。日本では日本語でばかり教育するのでよくない、というのが彼の意見であった。賛成できるところ違うと思うところいろいろあったのだがこちらのスペイン語力と議論テクニックが足らなくてあまり突っ込んだ意見は言えずじまいだった。
日本語で最初に文法を叩き込むのは賛成だ。日本語とは文の構造も考え方も言い回しも全然違う西洋諸言語を、大人がいきなり学習言語で、身振りも駆使して学ぶのは効率が悪すぎると思う。その言葉しか使えないというサバイバルは必要だけど…。文法の勉強と同時にその言葉で発信する練習と、簡単なものでいいから翻訳せずに読む練習があったらいいと思う。日本語に訳すばかりだとこちらから発話ができなくなってしまうしいつも日本語を介してしまうから。文法がちゃんと分かっていないと正しく訳出できないし、日本人が日本語で指導できるし、日本で学ぶにはいい方法なんだけどそれだけだとバランスは悪い。「発話していないといないも同然」という文化に飛び込むなら、どんなにどうでもいいことでもとりあえず発話できるように簡単な構文をしつこく練習するのは大事だと思う。それを指導するのも外国人である必要はないか。外国人だとスペイン語を使うモチベーションが格段に上がるという点ではいいかもしれない。私はいちいち日本語に直す機会がもっと減って、外国語での発話やら作文やら聞き取りやら、外国語で外国語を考えたり覚え込んだりする機会が増えさえすればいいと思う。
私は中級の文法までやってから現地でスペイン人講師によるスペイン語講座を受けたけど、入門からいきなり現地で外国語をするってどうなんだろう。その地で暮らして行くにはそれがいいだろうか。