ラテンボーイズ・ゴー・トゥー・ヘル*2

「ラテン野郎は地獄行き」か?思ったよりもかなしい話だった。日本公開時にぴあで上映館を見たときには、名古屋では成人映画館でしかしてなかったのでもっと絡みたっぷりの映画だと思っていた。しかし日本版はアメリカ版より短いのでやっぱりカットされてるのかもしれない。
ニューヨークに住む中南米(かプエルトリコ?)系のラテンの話。ラテン系は情熱的とかいっても、ラテンアメリカ系は特に「野性」とか「欲望」とか「野獣」とかそんなイメージとして捉えられているような。洗練されていない感じ。
スペイン語で話す母とそれに英語で答える息子とか姉妹で男を争うスペイン語のどろどろテレノベラを見て楽しむとか、アメリカのラティーノの文化かなと思って見てた。しかし注目すべきは、ゲイの登場人物が女が見るとされてそうなテレノベラを夢中になって見て、それに自分を重ね合わせて殺人を冒してしまうことなのか。