2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

トルコ本を読み狂うつもりだったのだが、真剣にドイツ語を勉強する必要があり、それよりまず引越しの準備が終わらない、ということで一旦停止。停止しているうちに私の中でトルコブームが終わる予感もある。引越しのダンボールは来週火曜日までやってこない…

069 羽田正『モスクが語るイスラム史―建築と政治権力』

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068 内藤正典『絨毯屋が飛んできた−トルコの社会誌』

トルコ最西端に位置する、エーゲ海に面した街チェシュメでの生活を軸にトルコ社会をつづる。トルコ入門としては前に読んだ同じ著者の本のほうがわかりやすい。こちらもちくまプリマーブックスなのでわかりやすいことこの上ないのだが。 家族第一で、家族の罪…

067 木暮正夫『救出−日本・トルコ友情のドラマ』

明治時代にトルコの軍艦が台風にやられて串本沖で沈没、その遭難者を助けた村の人々のエピソードと、その事故から95年後、イラン・イラク戦争でテヘランに取り残された日本人をトルコ航空機が救出したというエピソードとの二本立て。 串本沖でのトルコ船沈没…

066 木内信敬『ジプシーの謎を追って』

なんか、一気に何冊も読みすぎてわからんようになった。 ジプシーはスペインにたくさんいる。私の住んでいたところにもたくさん住んでいた。私が住んでいたのは郊外に差し掛かるところで、家賃が安いため移民と学生が多く住んでいたらしい。あと、お年寄りも…

065 大島直政『遠くて近い国トルコ』

トルコ大好きな若者が書いた本であったことが最後まで読んで分かった。著者がこの本を出したときには26歳であった…。 1960年代当時のトルコの暮らし、トルコ概史がコンパクトにまとまっている。クルド問題とかはかなりトルコより目線だけど、日本からトルコ…

064 内藤正典『トルコのものさし 日本のものさし』

小・中学生向けなので読みやすい。異文化理解とはどういうことか?という視点から、トルコの諸問題が語られる。一気に何冊も本を読んでこの本の内容を忘れたのだが、ヨーロッパに対する視点のところにはうなずいて読んだ(と思う…)。トルコはいつかEUに入る…

まさかとは思ったけど

『イラク−狼の谷』の感想で、結婚式にアメリカ兵が乗り込み死者多数というエピソードがあったと書いた。いやまさか、そりゃ誇張ではないか?と思ったのだが。映画では、警備の暇をもてあました米兵たちが、祝砲を聞いて「来たぞ、テロリストだ!」と半ば狂喜…

トルコ料理屋

取り付かれたようにトルコ情報を集めていますが、東京に来てから2つトルコ料理屋に行ったのでメモを。 池袋のカッパドキア http://r.gnavi.co.jp/g186100/ http://www.cappadocia-tokyo.com/ 例の如くベリーダンスも見れます。わたしが行ったときはやってい…

063 村上春樹『雨天・炎天』

ギリシャ正教の聖地アトス山で散々な目にあい、トルコ四駆走破で散々な目にあう旅行記。まあ、日本から遠く離れて辺境を旅行すればこれくらいの目には遭うであろう、という日本人の旅行者のリアリティがあった。村上春樹の小説の文章と違って、えらく素直な…

062 樺山紘一『地中海―人と町の肖像』

古代から18世紀に至る、地中海世界に生きた人々12人をめぐるエッセイ。「イブン・ルシュド」とか「マイモニデス」とか覚えたなーという程度の知識しかないのでけっこう苦しい。格調高いのかけっこう難しい語り口だと思う。地中海―人と町の肖像 (岩波新書)作…

061 村上春樹『東京奇譚集』

久しぶりに村上春樹を読んだ。村上春樹の話はさりげなくけっこうひどい。しかも、そのひどさが主題なわけではなくて、中心はもっと別のところにある。 具体的な地名や固有名詞が出てくるのに、服装などの描写も細かいのに、登場人物の顔がおぼろげである。 …

060 小島剛一『トルコのもう一つの顔』

トルコの表向きの顔、とはどこまでも親切で人懐っこく、日本人にとっては親日がうれしい人々である。もう一つの顔、とはトルコ内にはトルコ語を話すトルコ人しかいないと少数民族を徹底的に弾圧する強硬な姿勢だ。著者は少数言語話者の調査に赴く過程でそれ…

数十年計画

「地中海地方の言葉を一通り学習」と考えて、いいアイディアだと言葉の数を数えたら10個以上あった。スペイン語、フランス語、イタリア語、スロヴェニア語、セルボ・クロアチア語、アルバニア語、ギリシャ語、トルコ語、ヘブライ語、アラビア語、カタルーニャ…

アーカイブされていた自分の過去のページの過去ログを読む。今もネット大好きだが、2001〜2002年くらいがいちばん楽しんでいたかも。はてなよりもtDiaryの形式のほうが合っていたのかもしれない。あれは文章が少なくてもアンカーがついて書きやすいんだよな…

059 松谷浩尚『イスタンブールを愛した人々−エピソードで綴る激動のトルコ』

オスマン帝国崩壊前夜から第二次世界大戦終結に至る世界史の激動期にトルコに関わった12人を紹介する。各章は、1人の人物の紹介と、当時のトルコの情勢の解説から成り、トルコ現代史もおぼろげに分かるしくみ。トルコは新興国としての日本を意識していたよう…

058 能町みね子『オカマだけどOLやってます。』

会社の人が貸してくれた。「くすぶれ!もてない系」の連載を一時期読んだりして、おもしろいなと思っていたので、「この本お勧めです」と貸してくれてうれしかった。 女として生きてこなかったひとが、女として振舞うのが予想以上に難しいらしいこと、女に嫉…

「イラク−狼の谷」の感想文ひどいなあ。わかりにくい。職業柄、もう少しちゃんとした文章を書くべきだと思う。 トルコを巡るもろもろを知りたくて、本を一冊買ってきた。トルコが抱える民族問題に切り込んでいるらしい。 他国のマイノリティ問題を知ることで…

少女ヘジャル

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IRAQ−狼の谷

トルコ映画。本国で大ヒットらしい。ものすごいプロパガンダ映画だった。でも、アメリカ大統領が世界を代表して宇宙人と戦っているような映画(「インディペンデンス・デイ」だが、他にもきっと同様の映画に溢れているはず)を普通だと思っているほうがおかし…

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クロッシング・ザ・ブリッジ

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