2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
あとでゆっくり書こうと思っていたんだけど、週末が終わってしまったので忘れそうだからメモ。 科学者の「真理」と「倫理」との葛藤を、戦争協力を軸に描くI部と、現代の新技術の光と影を描く第II部から成る。 原子力発電は、原子核反応を化学反応で扱おうと…
仕事用。電話の仕組みから、移動体通信、インターネット、IP電話、ユビキタスまで。取り扱っている範囲が広すぎ(通信すべてを扱うのだから当たり前だが)て、「これも通信でくくれて、インターネットってのは何となくこんなものか」と人に説明できない程度…
読売新聞科学部がまとめた、最新科学のキーワードの解説。新聞記者が書いた本だけあって、たとえ話も取っつきやすいものが選ばれており、読みやすい。「今の時代これいっとけば取りあえず丸く収まる」ような社会の常識に溢れているので、それに少し食傷気味…
電車で本を読む以外、仕事以外のことをしていない今日この頃…。残業と言っても早く終わるのに、この疲れっぷりは基礎体力の無さが問題なのかもしれない。 さて、この本はジュニア新書の中の一冊。中高生向きだけに、優しくおじさんが語りかけるような文体。1…
「マルティナは海」では、「二人のお気に入りのフレーズ」みたいな感じでウリセスがとある一節を暗唱しながらセックスに及んだりしていたが、そういや「アマロ神父の罪」でも「君の胸は…」と服を脱がしながらなにやら暗唱していた。スペイン語圏ではこういう…
数年前(七年か八年前)に『存在の耐えられない軽さ』を読んで以来のクンデラ。その時は友達に薦められて読んで、思ったよりも楽しめずに困惑した。やたら心理を細かく解説するのがだめだったのかもしれない。 ストーリーは偶然の積み重ねで本人曰く陳腐な手…
岩波のこのシリーズは短く分かりやすいことば(私が分かるかは別)で書いてあるのでお気に入り。 これは第一線の研究者が科学を知り、科学的に考えるとは何かを考える機会を与えてくれる文庫で読める作品を紹介するもの。中身の要約だけですでに理解できない…
KDD4.0で知り合ったスペイン人Aleさんによる小島よしおスペイン語版、しかも字幕付き。ブログもおもしろい。
久しぶりに鑑賞。あまりにも台詞が聞き取れず、話がほとんど理解できない。 火星にある顔型をした地形*1が元ネタになっている、宇宙人?(というより何か分からない)もの。あまりおもしろくなかったかな…。Iceは極限状態の密室劇で、いやな汗の出る話だが現…
ことばと国家 (岩波新書)作者: 田中克彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1981/11/20メディア: 新書購入: 7人 クリック: 25回この商品を含むブログ (30件) を見る
びっくりするほどの国威発揚、及び東西文化の二項対立。「いかに日本語で書くか」というよりも、「日本語で書くとはいかなることか、日本語の背景にある素晴らしい文化」について書かれた本である印象を受けた。時代背景を考えれば当たり前のことかも知れな…
ドイツ人中年兄弟の禅修行。もっとお気楽コメディかと思ったがそうでもなかった。言葉も分からぬ異国で道に迷う恐怖はデフォルメされてはいるけれど、あれに近いものはありそう。禅寺のお坊さんの暮らしも、覗く機会がないのでおもしろい。MON-ZEN[もんぜん]…
分かりやすい言葉で書いてある。しかも短い。しかし分からなかった。これは作者の力量うんぬんとかではなさそう。そもそもこのシリーズは導入編であって、少し興味を持てばそれでいいのかも知れない。 ところで十年近く前の話なので、まだまだ実用には遠いよ…
下ネタの多いコメディ。でも青春映画としても楽しい映画だった。このタイトルから想像できるよりはよっぽど健全で期待に答えるものは何も映っていません。ガールズトークをのぞき見る楽しさがあり、ヘタレ男子二人組や、勘違い野郎もそれぞれいい味を出して…
「愛のコリーダ」並にセックスシーンが続くが、もっと乾いている。 キャスト Kieran O'Brien ... Matt Margo Stilley ... Lisa The Dandy Warhols Elbow Franz Ferdinand(日本の公式、MySpace) Primal Scream Super Furry Animals(公式、MySpace) Michae…
これもギャオでやっていたので、見ました。「マルティナは海」があんまりといえばあんまりな映画だったので、これもセックス描写のみがうりでどうでもいい映画ではないかとあまり期待していなかったのですがおもしろかった。セックスシーンが多すぎて辟易す…
ニホン・ニホン人 (1978年) (集英社文庫)作者: 富岡多恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1978/01メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る
レオノール・ワトリングの胸をたくさん拝める一種のバカ映画。 ワニでホラー的結末を迎えるかと思いきや肩すかし。監禁映画と化してサスペンス寄りになるかと思いきやそれもなく。 古典の詩で口説かれても、ちょっと。声がエロだからむしろいいのでは(詩が…